ギャラリー山の音

美濃桃山陶 再興志野、織部、黄瀬戸、御深井の専門店

400年ぶりの再興

黄瀬戸 茶碗
志野 大鉢

 「再興」とは、平正窯五代目・高木典利陶器師が四百年ぶりに美濃桃山陶の志野、織部、黄瀬戸、御深井などの名品を蘇らせたことをいいます。
 再興作品はすべて地元(美濃)の原料で制作したもので、素材のもつ味わいを生かせるよう、釉薬作りから絵具、素地製作、絵付けなど、手作業で作られています。
 なかでも釉薬(長石)は、桃山時代から江戸時代に採掘していた古鉱山のカリ長石を使用しています。これは、明治初期には姿を消してしまったもので、高木さんが長年にわたって美濃の山間を探し求めて、最近、土岐川沿いの山中で鉱山跡を発見しました。
 ギャラリー山の音は、平正窯・高木典利さんが制作した再興志野、織部などの作品を展示、販売する平正窯の東京代理店です。



鳴海織部 手付鉢
鉱彩 薄器(棗)


織部 黒茶碗
織部黒茶碗


鼠志野 茶碗
志野 水指


平正窯五代目・高木典利氏につきまして

平正窯の沿革  明治20年に高木平兵衛(初代)・正九郎(二代)が創業し、先代の名前から「平正」と呼ばれています。創業時は磁器染付の和食器(盃・小皿・煎茶碗など)を作り、昭和10年代は磁器のほかに地元の本業粘土(木節粘土)を使い風流な陶器も作るようになりました。昭和40年代より桃山志野・織部・御深井研究を始め、昭和60年代には磁器釉下彩を試み今日に至っています。

高木典利陶器師  平正窯五代目。一、日本陶芸展入選  一、朝日陶芸展入選  一、中日国際陶芸展入選  一、現代工芸展入選。昭和48年より公募展出品を止め、美濃山中に原料を求め調査研究。美濃周辺の古鉱山(長石・白絵・珪石)を数多く発見調査。平成8年『明治の美濃陶業史』、同12年に『西浦焼』を出版。
近代国際陶磁研究会会長  岐阜県陶磁資料館専門委員  岐阜市歴史博物館評価選定委員